和紙張り箪笥 ¥400,000 (1棹) 杉 手すき和紙 自作金物  幅1030×奥行き430×高さ1500

私の生まれ育ったいの町は手すき和紙の産地です。父の実家も40年ほど前までは和紙を漉いていました。

そんな訳で、和紙という素材を家具に使えないかという思いが昔からあり実現させました。ただ、和紙張りは珍しいものではなく、李朝家具にも見られる手法です。

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扉は障子状の骨組みになっています。表は3枚、裏は2枚重ねています。他は2枚重ねです。
 
 

どうしても毛羽立つのでドーサ(膠とミョウバンを混ぜたもの。日本画の下地に使う)を塗っています。

少しムラになります。塗装なしでも問題ありません。好き好きです。

 
 

このお客様は内部にも和紙を張るよう望まれました。¥5万UPします。

和紙は100%楮の高級品です。

 
 
 
留め金は上から差し込んで使います。金具は自家製で漆を焼き付けています。
 
 
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