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枝の家具 |
私の家具のルーツといえます。材料も大型機械も買えなかった頃に作っていました。実際は枝ではなく、ツツジや椿の幹であり、小径木といいます。椅子、ベンチ、テーブル、棚、スクリーン、照明等。 |
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| 在売れん！ |
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＜枝の家具ができるまで＞ |
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実際は枝ではなく、ツツジや椿、リョウブといった樹の幹で、小径木といいます。私の木工はここから始まりました。大した道具も必要ないからです。
最初は木ネジを使った安易な構造でしたが、すぐに木組みによる接合に挑戦しました。なにしろ三次元にねじれていますから大変です。結局、新たな道具を買ったり、治具を自作することになりました。今ではレーザー光線を使った治具まであります。
努力の結果、日の目を見た枝の家具でしたが、徐々に普通の家具も手掛けるようになってくると、個展会場ではインパクトが強過ぎ、折角の指物家具の存在が薄くなってしまいます。だんだんと隅に追いやられることになりました。しかし折角手にしたノウハウですし、リーズナブルな価格に設定出来ることも魅力です。
そこで昨年より比較的量産が容易で、スッキリしたデザインのT型チェアーや丸テーブルといったアイテムを加え復活させました。
しかし枝の家具は、部屋の中にたくさんあると、気持ち悪くなるので、あくまでワンポイントにするよう心掛けて下さい。
時々、庭に置いても良いのかと聞かれます。耐朽性の高い材ですが、屋外用ではありません。軒のあるベランダなら、いずれ枯れた感じにはなりますが、相当長もちします。
【画像をクリックすると工程が見られます。】 |
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デザインスタジオ キラ 吉良修
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